家系図はどこから書き始める|発端者(本人)を起点に解説

最終更新 by 家系図マニア
家系図書き方
家系図はどこから書き始める|発端者(本人)を起点に解説

いざ家系図を作ろうとすると、「いったいどこから書き始めればいいのか」で手が止まりがちです。先祖からか、自分からか、どの人を最初に置けばよいか迷うところです。

結論から言うと、家系図は自分(本人)から書き始めるのが基本です。理由は単純で、いちばん確かなのが自分の情報だからです。先祖から書こうとすると、名前も生没年も不確かな人物を起点にすることになり、その一人が間違っていると全体がずれます。自分から上へ伸ばしていけば、確かな足場の上に一段ずつ積んでいけます。この起点になる人物を発端者(ほったんしゃ)と呼びます。

本人(発端者)を起点に上へさかのぼる家系図
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家系図は、いちばん下に本人(発端者)を置き、そこから父母・祖父母へと上へさかのぼっていきます。本人を起点に、父方・母方の両方の直系を実線でたどります。亡くなった方は二重枠(故人)で示します。

家系図はどこから書き始めるか|答えは「本人」から

家系図づくりで最初に置くべき人物は、作る本人(自分)です。家系図では、この出発点となる人物を発端者(ほったんしゃ)と呼びます。

なぜ本人から始めるのかというと、理由はシンプルです。

  • いちばん確実に分かる人物だから — 自分の名前・生年月日・両親は確実に分かります
  • そこから順にたどれるから — 本人を起点に、戸籍で親→祖父母…とさかのぼれます
  • 図の中心が定まるから — 「誰から見た家系図か」がはっきりします

先祖から書こうとすると、誰を頂点にすればよいか分からず行き詰まります。確実に分かる本人から始めるのが、いちばん迷いのない方法です。

発端者とは何か|家系図の出発点となる人物

家系図を発端者から書き始める手順を示す図解

発端者とは、家系図を描き起こす出発点となる人物のことです。家系図は、この発端者を基準に「上(先祖)」と「下(子孫)」、「左右(配偶者・きょうだい)」へ広げていきます。

発端者を決めることには、次のような意味があります。

役割 内容
視点を定める 「誰から見た続柄か」が決まり、親等や呼び方が一貫する
調査の起点 この人の戸籍から、さかのぼる調査を始める
図の中心 レイアウトの基準点になり、配置が決めやすくなる

発端者がぶれると、「この人は誰から見たおじなのか」といった続柄があいまいになります。最初に発端者を一人に決めることが、分かりやすい家系図への第一歩です。

家系図で本人を置く位置|さかのぼる向きで決める

発端者(本人)を用紙のどこに置くかは、家系図をどの向きにさかのぼるかで決まります。先祖をたどる家系図では、次のように置くのが一般的です。

  • 本人を下に置く — 先祖を上にさかのぼっていく形。上へ広がるスペースを多く取る
  • 本人を中央に置く — 上に先祖、下に子孫を描く形。両方向に広げたいとき

先祖調査が目的なら、本人を用紙の下のほうに置き、上へさかのぼっていくのが描きやすい配置です。世代が上がるほど人数が増える(父母2人、祖父母4人…)ため、上に十分なスペースを確保しておきます。

家系図のさかのぼり方|父方・母方の直系をたどる

発端者(本人)を置いたら、そこから上へさかのぼります。本人には父方・母方の2つの系統があるため、両方の直系をたどっていきます。

手順 1
本人の父母を上に置く
  • 本人のすぐ上に、父と母を二重線(夫婦)で結んで置きます。父は父方、母は母方の系統の入り口です。
手順 2
父方・母方の祖父母を置く
  • 父の上に父方の祖父母、母の上に母方の祖父母を置きます。これで4人の祖父母がそろいます。
手順 3
戸籍でさらにさかのぼる
  • 祖父母の戸籍(除籍謄本・改製原戸籍)を取り、曽祖父母へとさかのぼります。分かる範囲まで上へ広げていきます。

最初から父方・母方の両方を完璧にたどろうとせず、まずはどちらか一方の系統を上までたどり、その後でもう一方に取りかかると進めやすくなります。

本人を起点に家系図を作る|エディタなら配置も簡単

発端者を決めたら、あとは戸籍を見ながら一人ずつ加えていくだけです。本サイトの家系図エディタなら、本人をまず置き、父母・祖父母を追加して関係線でつなぐだけで、上へさかのぼる家系図が手軽に作れます。

人数が増えても自動でレイアウトを整えられるので、「上のスペースが足りない」と書き直す手間もありません。登録は不要で、ブラウザですぐに使えます。

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人物に名前や生没年を入れる方法は家系図の名前・生没年の入れ方もご覧ください。

発端者を置いたあとの進め方

起点が決まれば、あとは同じ動きの繰り返しです。

  1. 父母を上に足す — 名前と生年、亡くなっている場合は没年を書き入れます。
  2. 祖父母まで、記憶で書ける範囲を埋める — ここまでは多くの場合、聞き取りで足ります。
  3. 空白が出たところで戸籍に移る — 自分の戸籍から一代ずつさかのぼります。曽祖父母より上は、ほぼ戸籍が頼りです。
  4. 父方と母方を交互に進める — 片方だけ深追いすると、もう片方の高齢の親族に聞ける機会を逃すことがあります。

最初の一人が決まれば、家系図づくりはもう始まっています。まずは自分の名前を書いて、父母を上に足してみてください。

よくある質問

家系図はどこから書き始めればよいですか?
自分(本人)から書き始めるのが基本です。家系図ではこの出発点となる人物を「発端者」と呼びます。自分は名前・生年月日・両親が確実に分かるため、ここを起点にすると、戸籍で親・祖父母へと迷わずさかのぼれます。
発端者とは何ですか?
発端者とは、家系図を描き起こす出発点となる人物のことです。発端者を基準に、上へ先祖、下へ子孫、左右へ配偶者やきょうだいを広げます。発端者を決めることで「誰から見た続柄か」という視点が定まり、図の中心と調査の起点がはっきりします。
用紙のどこに本人を置けばよいですか?
先祖をさかのぼる家系図では、本人を用紙の下のほうに置き、上へさかのぼっていくのが描きやすい配置です。世代が上がるほど人数が倍々に増える(父母2人・祖父母4人…)ため、上側を広めに取っておくと書き足すときに窮屈になりません。
父方と母方はどちらから書きますか?
どちらから始めても構いません。最初から両方を完璧にたどろうとせず、まずは父方か母方の一方を上までたどり、その後でもう一方に取りかかると進めやすくなります。本人の上に父母を置き、それぞれの祖父母へとさかのぼっていきます。
本人ではなく先祖から書いてもよいですか?
目的によっては、祖父など特定の先祖を発端者にすることもできます。ただし、確実に分かる本人から始めるほうが行き詰まりにくく、初めての方にはおすすめです。子や孫に残す場合は、最年長の存命者を発端者にする方法もあります。

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家系図マニアのプロフィール画像

家系図マニア

祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。