家系図を写真入りで作る|顔写真の選び方と作り方のコツ
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アルバムを開いて顔写真を選び始めると、正面を向いた写真がない、人物ごとに明るさが違う、存命の家族を載せてよいか迷う、といった問題が出てきます。まず顔が大きく写った元画像をそろえ、印刷するなら解像度を優先し、共有する写真は本人の同意を確認します。写真の大きさを統一し、親子線や配偶者線を隠さない余白を残せば、顔が見えても続柄を追いやすい家系図になります。ブラウザの家系図エディタでは人物配置と関係線の土台を作り、画像やPDFに書き出したあとで写真を重ねる流れです。作成手順全体は家系図の書き方完全ガイドに、仕上がりの方向性はおしゃれ・かわいい家系図の作例にまとめています。
目次
家系図を写真入りにするメリット|向いている場面
写真を入れると、家系図は「記録」から「思い出の一枚」へと表情を変えます。主なメリットと、向いている場面を見てみましょう。
- 顔が見えて伝わりやすい — 名前だけより、人物像が伝わります。会ったことのない先祖も身近に感じられます。
- 記念・贈り物に向く — 結婚式の両家紹介、長寿のお祝い、出産の記念など、人に見せる場面で映えます。
- 思い出として残る — 家族写真をまとめる役割も果たし、アルバムのように楽しめます。
| 場面 | 写真入りが活きる理由 |
|---|---|
| 結婚式・両家紹介 | 両家の顔ぶれが一目で伝わる |
| 長寿・記念の贈り物 | 家族の歩みを顔とともに振り返れる |
| 子・孫へ伝える | 会えなかった先祖の顔を残せる |
結婚式向けの作り方は結婚式の家系図・プロフィールブックの作り方でくわしく扱っています。
写真入り家系図の写真の選び方|サイズと解像度

仕上がりを左右するのが写真選びです。次のポイントを押さえると、見やすくきれいに仕上がります。
- 顔がはっきり写ったものを — 正面に近く、顔が大きく写った写真が向きます。集合写真から切り出す場合は、顔の部分が小さくなりすぎないか確認します。
- 明るさ・向きをそろえる — 人物ごとに明るさや顔の向きがバラバラだと、ちぐはぐに見えます。できるだけ条件の近い写真でそろえると統一感が出ます。
- 解像度に余裕を — 印刷すると写真は小さく出ます。小さい画像を引き伸ばすと粗くなるため、ある程度大きい元写真を使いましょう。
- トリミングは正方形・円が便利 — 顔まわりを正方形や円に切り抜くと、ノードにきれいに収まります。
故人と存命の家族の写真|遺影・プライバシーへの配慮
写真入り家系図では、故人と存命の家族で配慮するポイントが分かれます。
- 故人の写真 — 遺影やアルバムの写真から用意します。古い写真しかない場合は、それも味わいです。家系図上は没年を記し、故人として表します(故人の家系図の書き方の二重枠の記法)。
- 存命の家族の写真 — 本人の同意を得てから使いましょう。とくに共有・公開する家系図では、顔写真を載せてよいかを家族に確認することが大切です。
- 載せる範囲を相談する — 写真入りは情報量が多いぶん、プライバシーへの配慮がより必要です。誰の写真をどこまで載せるか、家族と相談して決めましょう。
写真を崩さず添える家系図のレイアウト
写真を入れると一人ひとりの枠が大きくなり、全体が間延びしたり線が窮屈になったりしがちです。次の工夫でバランスを保ちましょう。
- 写真サイズをそろえる — 人物ごとに写真の大きさを統一すると、整って見えます。
- 関係線を埋もれさせない — 写真や枠の装飾で、親子線(実線)・配偶者線(二重線)が見えにくくならないようにします。線の意味は家系図の記号・線の意味を参照してください。
- 人数を絞る — 写真入りは情報量が多いので、全員に写真を付けるとごちゃつきます。直系など主役を決め、写真を付ける人を絞るのも一案です。
- 余白をとる — 写真と名前の周りに余白を残すと、窮屈さが和らぎます。
写真入り家系図の土台をツールで作る|関係線を整える
写真を貼る前に、人物の配置と関係線が整った土台の家系図を用意しておくと、写真を添えたときにきれいに仕上がります。土台づくりにはツールを使うのが手軽です。
本サイトの家系図エディタは、人物を追加すると関係線(実線・二重線・二重斜線・破線)が記法どおりに引かれ、レイアウトも自動でそろいます。和紙・免許状風のテンプレートを選べば、落ち着いた一枚の土台になります。インストール不要で、できあがった図は画像やPDFに書き出せます。登録は不要で、データはお使いの端末に保存されます。
書き出した土台に写真を添える手順は、次の3つの方法から選びます。
写真入り家系図の作り方|3つの方法
書き出した家系図に写真を添えるやり方は、大きく3つあります。手間と仕上がりのどちらを取るかで選んでください。
| 方法 | 手間 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| ソフトで写真を重ねる | やや慣れが必要 | 何度も刷り直す・データで配る |
| 印刷してから貼る | かんたん | 1枚だけ作る・額装して飾る |
| フォトブックにまとめる | かんたん | 人数が多い・贈り物にする |
1. 画像やスライドのソフトで写真を重ねる
書き出した家系図のPNG画像を背景として敷き、その上に顔写真を1枚ずつ置いていく方法です。画像と図形を自由な位置に置けるソフトなら何でも使えます。プレゼン資料を作るソフトや、ブラウザで使えるデザインツールが手近です。
手順は次のとおりです。
- 家系図をPNGで書き出し、新しいファイルの背景として全面に配置する。
- 顔写真を読み込み、人物の枠に合う大きさに縮めて重ねる。
- 写真の大きさをそろえ、親子線・配偶者線を隠していないかを確認する。
- 画像またはPDFとして書き出す。
データとして残るので、あとから人物を足したときに写真だけ足して刷り直せるのが利点です。反面、写真1枚ずつの位置合わせに手間がかかります。
2. 印刷してから写真を貼る
家系図を紙に印刷し、現像した写真やプリントした顔写真を直接貼る方法です。ソフトの操作が要らず、仕上がりも確実です。
写真は証明写真サイズ(3×4cm程度)か、それより小さく切ると枠に収まりやすくなります。貼る前に全員分を並べてみて、大きさがそろっているか、線が隠れないかを確かめてから貼り付けます。1枚だけ作って額装するなら、この方法がいちばん早い。
失敗しても刷り直せるよう、家系図は数枚多めに印刷しておくと安心です。
3. 家系図と写真をフォトブックにまとめる
図の中に写真を入れ込むのをやめて、家系図を1ページ目に、家族の写真を次のページ以降に並べる方法です。写真を小さく縮める必要がないので、顔がはっきり見えます。
人数が多くて図に写真を入れると窮屈になる場合や、法事・帰省で親族に渡す一冊にしたい場合に向きます。フォトブックの編集ツールには、テンプレートの枠に写真を流し込むタイプと、位置や大きさを自由に決められるタイプがあります。家系図を1ページ全面に置くなら、自由に配置できるタイプを選んでください。
印刷サイズや解像度の考え方は家系図の印刷・サイズ・PDF化にまとめています。
写真入り家系図を作る前に確認すること
- 使いたい写真は、顔がはっきり見え、印刷しても粗くならない元画像か
- 存命の家族、とくに未成年の写真について、掲載や共有の同意を確認したか
- 人物ごとの写真サイズをそろえ、名前と関係線を隠さない余白を取れるか
- 写真が見つからない人を、名前と続柄だけで載せる方針を決めたか
よくある質問
家系図に写真を入れるとどんなメリットがありますか?
写真入り家系図にはどんな写真を使えばよいですか?
亡くなった人の写真はどうすればよいですか?
写真入り家系図で気をつけることはありますか?
家系図に写真を入れるには、どのソフトを使えばよいですか?
AUTHOR
家系図マニア
祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。