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運営者情報

家系図処は、家系図を「難しい専門作業」ではなく、自分の家族のつながりも、歴史上の一族や物語の登場人物の関係も、自分の手でたどれる入口にしたいという思いから、個人で運営しています。

きっかけは、祖父の連絡先を探して役所の窓口をまわった、10年ほど前の出来事でした。

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家系図マニア

家族のつながり、歴史上の一族、物語や作品に登場する関係図まで、家系図を幅広く楽しむ視点で個人運営しています。

戸籍をたどることになった日

家系図に関わるようになったのは、10年ほど前のことです。

親族が亡くなり、その訃報を祖父に伝えようとしました。ところが、長く会えていなかった祖父の連絡先が、家族の誰にも分からなかったのです。

手がかりは、祖父が以前住んでいた市区町村の名前だけでした。役所の窓口へ行き、戸籍を請求しました。発行手数料は1通500円ほど。申請書を書きながら、これで住所までたどり着けるはずだと思っていました。

けれど、祖父はすでにその市区町村から引っ越したあとでした。窓口で告げられたのは、別の市町村の名前です。当時は、戸籍はそれを保管している役所でしか受け取れませんでした。結局その足で移動することになり、タクシー代だけで1万円ほどかかりました。数百円の書類を1通受け取るための移動費としては、なかなかの金額です。

今は事情が変わりました

2024年3月から戸籍の広域交付が始まり、本人・父母・祖父母・子・孫などの戸籍は、本籍地の役所まで行かなくても最寄りの市区町村の窓口でまとめて請求できるようになりました。ただし兄弟姉妹の戸籍や、コンピュータ化されていない一部の古い戸籍は対象外です。詳しい条件は 戸籍の広域交付 で整理しています。

そして、受け取った戸籍を持ち帰り、あらためて一行ずつ読んでいたときのことです。祖父が養子だったことを、そこで初めて知りました。

家族のあいだで話題に上ったことは、一度もありませんでした。戸籍の記載を追わなければ、おそらく一生知らないままだったと思います。

そこから、親戚同士がどうつながっているのかが急に気になり始めました。あの人は自分から見て何にあたるのか。この家とあの家は、どこで結びついているのか。調べるうちに頭の中だけでは追いきれなくなり、紙に書き出すようになりました。それが、家系図を作るようになった始まりです。

家系図処を始めた理由

書き出してみて、すぐに手が止まりました。祖父と、育ての親と、実の親を、どう描き分ければいいのか分からなかったからです。

実の親子は実線、養子は破線で引き分ける。今では当たり前に使っているこの記法を知ったのは、ずっとあとになってからでした。当時いくら調べても、出てくる情報は「専門家に依頼する前提」のものと、「自由に図を描くだけ」のものに分かれていて、その間にある実用的な話が見つからなかったのです。

そうして記法を調べているうちに、今度は家系図そのものが面白くなってきました。

歴史上の人物も、関係が一枚の図になると出来事の見え方が変わります。誰が誰の養子に入ったのか、どの家とどの家が婚姻で結びついたのか。線をたどるだけで、名前と年号として覚えるしかなかった出来事に、筋道が見えてきます。自分の祖父の戸籍の一行から始まった興味が、いつのまにかよその家の系図にまで広がっていました。

物語や作品の登場人物も同じです。親子、きょうだい、婚姻の関係が整理されると、込み入った設定が一気につかみやすくなります。家系図は、記録を残すための道具であると同時に、他人の人生を読み解くための道具でもあるのだと思います。

家系図処は、この「作り始めてから、つまずく場所」と「読み解く楽しさ」の両方に向けて作っています。関係線を描き分けられる家系図エディタを用意しているのも、当時の自分が一番ほしかったものだからです。

運営方針

家系図処では、次の考え方を大切にしています。

記事づくりで大切にしていること

記事を書くときは、検索意図だけでなく、読者が人物関係をすぐ理解できるか、家系図を作る場面で役に立つかを大切にしています。歴史の記事では関係性の見通しやすさを重視し、続柄や戸籍に関する内容は、法務省・法務局・国税庁・各自治体など公的機関が公開している情報を参照しています。

戸籍の請求方法や手数料、必要書類は自治体や時期によって異なります。記事の内容は執筆時点で確認したものですので、実際に手続きをされる際は、お住まいの自治体の最新の案内をあわせてご確認ください。

運営体制について

家系図処の運営について、はっきりさせておきたいことを記します。

記事の誤りや、掲載内容についてのご指摘は、お問い合わせからお知らせいただけると助かります。受け付けている内容と返信の目安もそちらに記しています。