本籍地の調べ方|住民票・マイナンバーカードで自分の本籍を確認する方法

最終更新 by 家系図マニア
戸籍家系図
本籍地の調べ方|住民票・マイナンバーカードで自分の本籍を確認する方法

この記事で分かること

  • 本籍地とは何か|住所(住民票の住所)との違い
  • 本籍地の調べ方|3つの方法と早見表
  • 住民票・マイナンバーカード(コンビニ交付)で確認する手順
  • 本籍地がわからないとき・故人の本籍を調べる方法
  • 調べた本籍地から戸籍を取り、家系図を作る進め方

自分の本籍地を調べる方法は、大きく3つあります。もっとも手軽なのは本籍記載の住民票の写しを取る方法、次にマイナンバーカードを使ったコンビニ交付、そして本籍がまったく分からない場合や故人の本籍を調べる場合は戸籍の附票・住民票除票を使います。本籍地は引っ越しで変わる住所とは別もので、運転免許証にも記載されないため、いざ聞かれても答えられないのが普通です。

本籍は「戸籍が置かれている場所」
この家系図を編集
本籍地とは、住んでいる場所ではなく、戸籍が登録されている場所のことです。筆頭者を起点に、同じ戸籍に入っている家族は同じ本籍を共有します。

本籍地とは|住所との違い

本籍地とは、戸籍が登録されている場所のことです。住民票に記載される「住所(いま住んでいる場所)」とは別もので、引っ越しをしても自動的には変わりません。

本籍地は日本国内であれば、どこにでも置くことができます。実際に住んだことのない場所や、皇居・観光名所の住所を本籍にしている人もいます。そのため、「住所=本籍地」とは限らず、住所を知っていても本籍地は分からないことがよくあります。

運転免許証や保険証では本籍地は分からない

「身分証を見れば本籍が書いてあるのでは?」と思われがちですが、現在の運転免許証には本籍は記載されていません。以前はICチップに記録されていましたが、現在は確認できなくなっています。健康保険証やマイナンバーカードの券面にも本籍は載りません。

そのため、本籍地を確認するには、次に紹介する本籍が記載された証明書を取り寄せる必要があります。

本籍地の調べ方|3つの方法と早見表

本籍地の調べ方(住民票・マイナンバーカード・戸籍の附票)を家系図とあわせて整理した和モダンな図解

自分の本籍地を調べる主な方法は、次の3つです。いちばん手軽なのは、本籍記載の住民票を取ることです。

調べ方 取得場所 向いているケース
本籍記載の住民票の写し 役所の窓口・郵送・コンビニ 自分や同一世帯の本籍を確認したい
戸籍証明書(コンビニ交付) コンビニのマルチコピー機 マイナンバーカードを持っている
戸籍の附票・住民票除票 本籍地・旧住所地の役所 本籍がまったく分からない・故人の本籍

いずれの方法でも、本籍とあわせて筆頭者(その戸籍の最初に記載される人)も確認できます。本籍地と筆頭者は、後で戸籍を取り寄せるときに必要になる情報なので、セットで控えておきましょう。

住民票で本籍地を調べる方法|本籍・筆頭者を「有」で取得

もっとも確実なのが、本籍が記載された住民票の写しを取る方法です。住民票は、いま住んでいる市区町村で取得できます。

ポイントは、住民票を請求するときに、「本籍・筆頭者」の記載を「有(記載する)」で申請することです。住民票は初期設定では本籍が省略されることが多いため、申請書のチェック欄で「本籍・筆頭者を記載する」を選ぶ必要があります。

マイナンバーカードで本籍地を調べる方法|コンビニ交付

マイナンバーカードを持っていれば、役所に行かずにコンビニのマルチコピー機で本籍を確認できます。コンビニ交付では、本籍記載の住民票の写しや、本籍地の戸籍証明書(戸籍謄本・抄本)を取得できます。

コンビニ交付で本籍を確認する流れ
STEP 1
マイナンバーカードを用意する
  • 利用者証明用電子証明書(数字4桁の暗証番号)が設定されたマイナンバーカードが必要です。スマホ用電子証明書を搭載したスマートフォンでも利用できます。
STEP 2
コンビニのマルチコピー機で証明書交付を選ぶ
  • 全国のコンビニ等のマルチコピー機(キオスク端末)で「行政サービス(証明書交付)」を選び、案内に従って操作します。
STEP 3
本籍を「記載あり」で住民票を取得する
  • 住民票の写しを選び、本籍・筆頭者を「記載する」に設定して発行します。本籍地の戸籍証明書を取りたい場合は、事前の利用登録が必要なことがあります。

なお、本籍地が今住んでいる市区町村と異なる場合、コンビニで戸籍証明書を取るには、あらかじめ利用登録の申請が必要になることがあります。住民票で本籍を確認するだけなら、この登録は不要です。

本籍地がわからないとき・故人の本籍を調べる方法

「親や祖父母の本籍を知りたい」「相続で亡くなった方の本籍をたどりたい」というときは、次の書類が手がかりになります。

  • 戸籍の附票の写し — その戸籍に入っている間の住所の移り変わりが記録された書類です。本籍地の役所で取得でき、本籍と住所の対応を確認できます。
  • 住民票除票(本籍記載) — 亡くなった方や転出した方の、最後の住所と本籍が記録された住民票です。旧住所地の役所で取得できます。

故人の本籍をたどって戸籍を集める具体的な手順は、戸籍をさかのぼる集め方でくわしく解説しています。あわせてご覧ください。

調べた本籍地から家系図を作る方法|戸籍取得とエディタ

本籍地が分かれば、その本籍地の市区町村から戸籍謄本を取り寄せられます。2024年3月に始まった戸籍の広域交付制度を使えば、本籍地以外の最寄り窓口でも、自分や直系のご先祖の戸籍をまとめて請求できます。

集めた戸籍からは、名前・続柄・生没年・婚姻や養子縁組の事実を読み取り、人物を並べて関係線で結べば家系図になります。このとき大切なのが、関係を正しく描き分けることです。

関係 線の種類 戸籍から読み取るポイント
親子 実線 「父」「母」欄や出生の記載から実親子を確認
配偶者(婚姻) 二重線 婚姻の届出・入籍の記載から夫婦を確認
離婚(元配偶者) 二重斜線 離婚の記載がある元配偶者を二重斜線で示す
養子 破線 養子縁組の記載から養親子を実親子と区別

本サイトの家系図エディタは、ここで挙げた関係線(実線・二重線・二重斜線・破線)をそのまま選んで引けるよう作られています。本籍地を起点に集めた戸籍の人物を並べ、線で結ぶだけで、戸籍の内容を一枚に整理できます。和紙・免許状風のテンプレートも用意していますので、仏壇に飾れる本格的な仕上がりにできます。登録は不要です。

\登録不要・ブラウザですぐ作成/
家系図を無料で作ってみる
戸籍から人物を並べて作成
和紙テンプレート・PDF書き出し対応

戸籍から家系図を作る全体の流れは、戸籍から家系図を作る方法・調べ方でまとめています。本籍の確認が済んだら、こちらを手引きに進めてみてください。

本籍地さえ分かれば、そこから戸籍を取り寄せて家系図づくりへ進められます。確認した本籍と筆頭者を控えておくと、次の戸籍請求がスムーズです。

よくある質問

本籍地は運転免許証で確認できますか?
現在の運転免許証には本籍は記載されていません。以前はICチップに記録されていましたが、現在は確認できなくなっています。本籍を知りたいときは、本籍が記載された住民票の写しを取るのが確実です。
本籍地と住所はどう違うのですか?
住所は住民票に記載される「いま住んでいる場所」で、引っ越しの届出で変わります。本籍地は「戸籍が登録されている場所」で、引っ越しでは変わりません。本籍を移すには転籍という別の届出が必要なため、住所と本籍地が離れていることがよくあります。
本籍地がまったく分からないときはどうすればいいですか?
本籍が記載された住民票の写しを取るのが基本です。それも難しい場合は、戸籍の附票の写しや、住民票除票(本籍記載)で確認できます。故人の本籍は、最後の住所地で住民票除票を取り、最後の本籍を確認して戸籍をさかのぼります。
マイナンバーカードで本籍は確認できますか?
マイナンバーカードの券面に本籍は記載されていませんが、カードを使ってコンビニのマルチコピー機で本籍記載の住民票や戸籍証明書を取得できます。住民票で本籍を確認するだけなら事前登録は不要です。
本籍地が分かったら家系図はどう作りますか?
本籍地の市区町村から戸籍謄本を取り寄せ、記載された名前・続柄・生没年を読み取って人物を並べ、関係線で結べば家系図になります。本サイトの家系図エディタなら、親子(実線)・配偶者(二重線)・離婚(二重斜線)・養子(破線)を選んで引けるので、戸籍の内容を正確に整理できます。

AUTHOR

家系図マニアのプロフィール画像

家系図マニア

祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。