本籍地の調べ方|住民票・マイナンバーカードで自分の本籍を確認する方法
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この記事で分かること
- 本籍地とは何か|住所(住民票の住所)との違い
- 本籍地が不明なときに使う書類と確認先
- 住民票・マイナンバーカード(コンビニ交付)で確認する手順
- 本籍地がわからないとき・故人の本籍を調べる方法
- 調べた本籍地から戸籍を取り、家系図を作る進め方
自分の本籍地がわからないときは、今住んでいる市区町村で、本籍・筆頭者を記載した住民票の写しを取る方法があります。自治体が対応していれば、マイナンバーカードを使ってコンビニでも取得できます。まず「自分の本籍を知りたい」のか「故人の戸籍をたどりたい」のかを分けると、相談する窓口と必要な書類を選びやすくなります。
本記事は、日本の戸籍に記載されている方の本籍確認を扱います。コンビニで戸籍証明書を取るための利用登録には、本籍・筆頭者の入力が必要になるため、本籍不明のまま戸籍の交付へ進むと途中で止まってしまいます。
目次
本籍地とは|住所との違い
本籍地とは、戸籍が登録されている場所のことです。住民票に記載される「住所(いま住んでいる場所)」とは別もので、引っ越しをしても自動的には変わりません。
本籍は、現在の住所や出生地と同じとは限りません。家族から聞いた住所があっても、それだけで本籍と判断せず、証明書の「本籍」欄を確認してください。
運転免許証は券面とICチップを分けて確認する
従来の運転免許証の券面には本籍欄がありませんが、ICチップには本籍情報等が記録されています。神奈川県警察は、本人が免許証を持参し、確認端末に暗証番号を入力して本籍情報を確認できると案内しています。設置場所や受付時間は、利用する都道府県警察の案内で確認してください。
ここでいう確認方法は、従来のICカード運転免許証についてのものです。マイナ免許証とは手続きが異なります。また、免許証の登録情報を見られることと、提出先が求める証明書を用意できることは別です。書類の提出が目的なら、住民票や戸籍など指定された書類を確認しましょう。
本籍地の調べ方|今わかっている情報から選ぶ
本籍を確認するために、先に本籍が必要な手続きを選ばないことが大切です。次の表は、自治体と警察の案内をもとに、手元の情報から選べるよう当サイトで整理したものです。
| 今の状況 | 最初の確認先 | 選ぶ書類・注意点 |
|---|---|---|
| 自分の本籍が不明で、住民登録がある | 現住所の市区町村 | 本籍・筆頭者を記載した住民票の写し |
| 自分の本籍が不明で、コンビニを使いたい | 住所地の自治体のコンビニ交付案内 | 住民票の交付と本籍記載に対応しているか確認 |
| 従来のIC運転免許証を持っている | 都道府県警察の免許窓口 | 確認端末と暗証番号で登録情報を確認。提出用書類とは区別 |
| 故人の本籍が不明 | 最後の住所地の市区町村 | 本籍記載の住民票除票を請求できるか、必要な関係資料とともに相談 |
| 本籍がわかっていて住所の履歴を知りたい | 本籍地の市区町村 | 戸籍の附票。本籍不明時の最初の手段にはしない |
住民票などで確認した本籍と筆頭者は、書類の表記どおりに控えます。筆頭者は戸籍の最初に記載された人で、住民票の世帯主とは別です。IC免許証の確認だけで、戸籍請求に必要な情報がすべて揃うとは限りません。
住民票で本籍地を調べる方法|本籍・筆頭者を「有」で取得
もっとも確実なのが、本籍が記載された住民票の写しを取る方法です。住民票は、いま住んでいる市区町村で取得できます。
ポイントは、住民票を請求するときに、「本籍・筆頭者」の記載を「有(記載する)」で申請することです。住民票は初期設定では本籍が省略されることが多いため、申請書のチェック欄で「本籍・筆頭者を記載する」を選ぶ必要があります。
マイナンバーカードで本籍地を調べる方法|コンビニ交付
住所地の自治体が対応していれば、マイナンバーカードを使い、コンビニのマルチコピー機で本籍記載の住民票の写しを取得できます。カードの券面に本籍が表示されるわけではありません。対応する証明書・利用時間・記載項目を自治体の案内で確認してから操作しましょう。
- 有効な利用者証明用電子証明書が搭載されたマイナンバーカードと、数字4桁の暗証番号を用意します。スマートフォンの利用可否は機種・店舗などの対応条件を確認してください。
- 全国のコンビニ等のマルチコピー機(キオスク端末)で「行政サービス(証明書交付)」を選び、案内に従って操作します。
- 住民票の写しを選び、本籍・筆頭者を「記載する」に設定して発行します。本籍地の戸籍証明書を取りたい場合は、事前の利用登録が必要なことがあります。
なお、本籍地が今住んでいる市区町村と異なる場合、コンビニで戸籍証明書を取るには、あらかじめ利用登録の申請が必要になることがあります。住民票で本籍を確認するだけなら、この登録は不要です。
本籍地がわからないとき・故人の本籍を調べる方法
「親や祖父母の本籍を知りたい」「相続で亡くなった方の本籍をたどりたい」というときは、次の書類が手がかりになります。
- 住民票除票(本籍記載) — 故人の最後の住所地で、請求資格、利用目的、必要な資料、保存状況を確認します。親族であれば必ず取得できると考えず、相続などの目的と故人との関係を窓口に伝えてください。
- 戸籍の附票の写し — 本籍地で請求する住所履歴の証明書です。本籍地が不明なら請求先を決められないため、最初の確認手段には向きません。横浜市では本籍・筆頭者の表示が原則省略なので、必要な場合は記載を希望して請求します。
故人の本籍をたどって戸籍を集める具体的な手順は、戸籍をさかのぼる集め方でくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
本籍確認メモの作り方|家系図づくりで住所と混同しない
次のメモは、当サイトで作成した架空の記入例です。証明書の様式ではありません。本籍だけを書き留めると、後で「誰の、いつの情報だったか」がわからなくなるため、確認に使った書類も一緒に残します。
| 記録する項目 | 架空の記入例 | 確認する理由 |
|---|---|---|
| 調べた人 | 山田花子(本人) | 親や配偶者の本籍と混同しない |
| 本籍 | 証明書の本籍欄をそのまま転記 | 現住所や通称の地名に置き換えない |
| 筆頭者 | 山田太郎 | 世帯主の名前で代用しない |
| 確認した資料 | 本籍記載の住民票の写し | 記憶や伝聞と、書類で確認した情報を分ける |
| 発行日 | 2026年9月12日 | その後に転籍した可能性を確認できる |
| 次に行うこと | 戸籍の請求条件を自治体で確認 | 本籍が判明した後の手続きを決める |
本籍や証明書画像は、家系図を家族に配るときも必要以上に載せず、調査用の控えとして管理します。証明書の本籍欄を確認できない箇所は、推測で埋めず「未確認」と記録してください。
調べた本籍地から家系図を作る方法|戸籍取得とエディタ
本籍地が分かれば、その本籍地の市区町村から戸籍謄本を取り寄せられます。2024年3月に始まった戸籍の広域交付制度を使えば、本籍地以外の最寄り窓口でも、自分や直系のご先祖の戸籍をまとめて請求できます。
集めた戸籍からは、名前・続柄・生没年・婚姻や養子縁組の事実を読み取り、人物を並べて関係線で結べば家系図になります。このとき大切なのが、関係を正しく描き分けることです。
| 関係 | 線の種類 | 戸籍から読み取るポイント |
|---|---|---|
| 親子 | 実線 | 「父」「母」欄や出生の記載から実親子を確認 |
| 配偶者(婚姻) | 二重線 | 婚姻の届出・入籍の記載から夫婦を確認 |
| 離婚(元配偶者) | 二重斜線 | 離婚の記載がある元配偶者を二重斜線で示す |
| 養子 | 破線 | 養子縁組の記載から養親子を実親子と区別 |
本サイトの家系図エディタは、ここで挙げた関係線(実線・二重線・二重斜線・破線)をそのまま選んで引けるよう作られています。本籍地を起点に集めた戸籍の人物を並べ、線で結ぶだけで、戸籍の内容を一枚に整理できます。和紙・免許状風のテンプレートも用意していますので、仏壇に飾れる本格的な仕上がりにできます。登録は不要です。
戸籍から家系図を作る全体の流れは、戸籍から家系図を作る方法・調べ方でまとめています。本籍の確認が済んだら、こちらを手引きに進めてみてください。
本籍地さえ分かれば、そこから戸籍を取り寄せて家系図づくりへ進められます。確認した本籍と筆頭者を控えておくと、次の戸籍請求がスムーズです。
よくある質問
本籍地は運転免許証で確認できますか?
本籍地と住所はどう違うのですか?
本籍地がまったく分からないときはどうすればいいですか?
マイナンバーカードで本籍は確認できますか?
本籍地が分かったら家系図はどう作りますか?
AUTHOR
家系図マニア
祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。