続柄一覧図|家系図で見る続柄の全体像と親等の早見表

最終更新 by 家系図マニア
続柄親等家系図
続柄一覧図|家系図で見る続柄の全体像と親等の早見表

法事や相続の相談で親戚一同が集まったとき、「この人はおじの奥さんの妹だから……」と続柄を目で追ってしまい、結局よく分からないまま会釈だけした経験はないでしょうか。続柄は一つずつ覚えようとすると際限がありませんが、本人を起点に家系図で全体像をつかむと、呼び方も親等もまとめて整理できます。直系は1世代ごとに親等が1つ増え、傍系は共通の先祖を経由して数えるという2つの規則さえ押さえれば、初対面の親戚でも位置づけがすぐ分かります。

続柄の全体像を家系図で整理
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本人を起点に、祖父母・父母・子という直系と、おじという傍系を4世代にわたって示した続柄一覧図です。続柄は本人からの世代と枝分かれで決まることが、一枚で見渡せます。

続柄一覧図とは|本人を起点に広がる全体像

続柄一覧図とは、本人を起点に、親族の続柄がどう広がるかを家系図の形で見渡せるようにした図です。続柄は、本人から「何世代離れているか」と「どの枝に分かれるか」で決まります。家系図に並べると、その規則がひと目で分かります。

続柄は、大きく3つのグループに分けて考えると整理しやすくなります。

グループ 意味 代表的な続柄
直系 本人の上下にまっすぐ連なる 父母・祖父母・子・孫
傍系 共通の先祖から枝分かれする 兄弟姉妹・おじおば・いとこ
姻族 結婚でつながる 配偶者・義父母・義兄弟姉妹

この3グループを押さえると、どんな続柄も「直系か傍系か姻族か」「本人から何世代か」で位置づけられます。続柄の基本的な考え方は続柄とは?意味と書き方をわかりやすく解説、親族の呼び方の詳細は家系図で分かる親族の呼び方・続柄一覧にまとめています。

直系の続柄一覧|父母・祖父母・子・孫と親等

直系・傍系・姻族の続柄の全体像を親等とあわせて家系図で整理した和モダンな図解

直系は、本人から上下にまっすぐ連なる続柄です。上の世代を直系尊属、下の世代を直系卑属と呼びます。

続柄 親等 説明
父・母 1親等 本人の親
祖父・祖母 2親等 親の親
曾祖父・曾祖母 3親等 祖父母の親
子(長男・長女) 1親等 本人の子
2親等 子の子
曾孫(ひ孫) 3親等 孫の子

直系は、本人から1世代離れるごとに親等が1つ増えます。父母は1親等、祖父母は2親等、曾祖父母は3親等です。下に向かう子・孫・曾孫も同じ数え方です。本人を起点にした続柄は続柄「本人」の書き方、祖父母より上の代は高祖父母とは?祖父母の上の代の呼び方で解説しています。

傍系の続柄一覧|兄弟姉妹・おじおば・甥姪・いとこと親等

傍系は、共通の先祖から枝分かれした続柄です。兄弟姉妹を起点に、世代をたどって広がります。

続柄 親等 説明
兄・姉・弟・妹 2親等 親を共通とする
おじ・おば 3親等 親の兄弟姉妹
甥・姪 3親等 兄弟姉妹の子
いとこ 4親等 おじ・おばの子
はとこ 6親等 親どうしがいとこの関係

傍系の親等は、共通の先祖までさかのぼり、そこから相手まで下る世代をすべて足して数えます。兄弟姉妹は2親等、おじおば・甥姪は3親等、いとこは4親等です。それぞれの詳しい呼び方はおじ・おばの漢字の違い|伯父・叔父の使い分け甥っ子とは?甥の意味と続柄いとことは?いとこの数え方と範囲はとことは?はとこの意味と続柄にまとめています。

姻族の続柄一覧|配偶者・義父母・義兄弟姉妹と親等

姻族は、結婚によってつながった続柄です。配偶者を自分と同じ位置(0親等)に置いて数えます。

続柄 親等 説明
配偶者 0親等 夫・妻
義父・義母 1親等(姻族) 配偶者の父母
義兄弟姉妹 2親等(姻族) 配偶者のきょうだい
子の配偶者(嫁・婿) 1親等(姻族) 息子の妻・娘の夫

配偶者は本人と一心同体と考えるため、便宜上0親等として扱います(法律上、配偶者そのものに親等はありません)。そこから配偶者の血族をたどった世代数が、そのまま姻族の親等になります。姻族は三親等内までが法律上の親族です。義理の家族の詳しい書き方は続柄「義理の家族」とは?義父母・義兄弟姉妹の書き方、三親等の範囲は三親等とは?範囲を家系図で解説で解説しています。

続柄一覧図で間違えやすいポイント

続柄の全体像でとくに迷いやすいケースを整理します。

  • 傍系の親等を直線で数えてしまう — いとこを本人から横にたどって数えると間違えます。共通の先祖を経由して、上って下る世代を足します。
  • 配偶者を1親等と数える — 配偶者は0親等です。義父母(配偶者の父母)が1親等の姻族になります。
  • おじ・おばと甥・姪の親等を混同する — どちらも3親等です。世代は逆ですが、共通の先祖までの世代数が同じになります。
  • 直系と傍系を取り違える — 父母・子は直系、兄弟姉妹・おじおばは傍系です。まっすぐ連なるか、枝分かれするかで見分けます。

続柄一覧図を家系図で作る方法

続柄一覧図は、自分の家族で作ってみると、呼び方も親等もいちばん身につきます。本人を起点に作るときのポイントは3つです。

  • 本人を中央に置く — 本人を起点に、上に親・祖父母、下に子・孫を並べると直系が見えます。
  • 横に傍系を広げる — 親の兄弟姉妹(おじおば)やその子(いとこ)を横に足すと、傍系の広がりが分かります。
  • 続柄と親等を添える — 名前の下に「祖父・2親等」のように書き添えると、一覧図として完成します。

本サイトの家系図エディタは、本人を起点に直系・傍系・姻族を自由に配置し、続柄を名前の下に添えて整理できます。和紙・免許状風のテンプレートで仕上げられるので、自分用の続柄一覧図を作る下書きとしても便利です。登録は不要です。

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続柄一覧図を作る前に確認すること

  • 起点にする人物を一人に決める — 本人を誰にするかで、同じ親戚でも続柄の呼び方が変わります。家系図を作る前に、誰を中心にするかをはっきりさせておきましょう。
  • 直系・傍系・姻族のどれに当たるか仕分ける — まっすぐ連なるか、枝分かれするか、結婚でつながるかを先に分類しておくと、あとから位置に迷いません。
  • 親等を確認する場面かどうかを見極める — 呼び方だけで足りるのか、相続や扶養のように親等の数字が必要なのかで、確認すべき早見表が変わります。
  • 半血・養子・離婚など特殊なつながりがないか洗い出す — 通常の続柄一覧図には収まらない関係があれば、家系図の関係線(実線・二重線・破線など)で個別に描き分ける必要があります。

よくある質問

続柄は大きくどう分類されますか?
直系・傍系・姻族の3つに分けられます。直系は父母・祖父母・子・孫のように本人の上下にまっすぐ連なる続柄、傍系は兄弟姉妹・おじおば・いとこのように共通の先祖から枝分かれする続柄、姻族は配偶者・義父母のように結婚でつながる続柄です。
親等はどう数えますか?
直系は本人から1世代離れるごとに1親等増えます(父母1親等、祖父母2親等)。傍系は共通の先祖をいったん経由し、上って下る世代数を足します(いとこは2つ上って2つ下るので4親等)。配偶者は0親等で、そこから配偶者の血族をたどった世代数が姻族の親等です。
いとこは何親等ですか?
いとこは4親等です。本人から親、祖父母(共通の先祖)まで2つ上り、そこからおじおば、いとこまで2つ下るため、合わせて4親等になります。いとこの子どうしであるはとこは6親等です。
おじ・おばと甥・姪はどちらも3親等ですか?
はい、どちらも3親等です。おじ・おばは親の兄弟姉妹、甥・姪は兄弟姉妹の子で世代は逆ですが、共通の先祖までたどる世代数が同じになるため、いずれも3親等です。
配偶者は何親等ですか?
配偶者は0親等です。本人と一心同体と考えるためです。配偶者の父母(義父母)は1親等の姻族、配偶者のきょうだい(義兄弟姉妹)は2親等の姻族と、配偶者を起点にたどって数えます。

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家系図マニア

祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。