義弟とは?読み方と妻・夫の弟の呼び方を家系図で整理

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家系図マニア
続柄親等家系図
義弟とは?読み方と妻・夫の弟の呼び方を家系図で整理

結婚式の席次表や親族紹介で「妻の弟」をどう書くか迷ったら、続柄は義弟、読み方はぎていです。夫の弟も同じ呼び方になります。

ややこしいのは、配偶者の弟が自分より年上のケースです。義弟の「弟」は自分との年齢差ではなく、配偶者とのきょうだい関係を表します。ここを押さえると、妻の弟・夫の弟・妹の夫を一つずつ整理できます。

義弟の位置を確認する家系図
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図は配偶者の弟の経路です。自分の妹の夫も、自分と妹を共通の父母につなぎ、妹と夫を二重線で結ぶと確認できます。

義弟とは|「ぎてい」と読む2親等の姻族

義弟は、婚姻によって生じる義理の弟を表す言葉です。主に配偶者の弟自分の妹の夫を指します。いずれも自分から見て2親等の姻族です。

関係 義弟になる理由 分かりやすい書き方
妻の弟 妻から見て弟 妻の弟(義弟)
夫の弟 夫から見て弟 夫の弟(義弟)
妹の夫 妹と婚姻した男性 妹の夫(義弟)

「ぎだい」「ぎおとうと」ではなく、熟語としての標準的な読み方は「ぎてい」です。ただし日常会話では「義理の弟」「妻の弟」「妹の旦那さん」のように、関係がすぐ伝わる言い方もよく使われます。

義弟という表記だけでは、配偶者の弟なのか妹の夫なのか判別できません。親族関係を第三者へ説明する書面では、「夫の弟」「妹の夫」のように経路まで書くほうが親切です。

妻・夫の弟の呼び方|自分より年上でも義弟のまま

配偶者の弟を義弟と呼ぶ基準は、配偶者本人です。たとえば40歳の人が35歳の妻と結婚し、妻に38歳の弟がいる場合、その男性は自分より年下でも年上でもなく「妻より年下」なので義弟です。自分が30歳で相手が38歳なら、自分より年上の義弟になります。

このような年齢の逆転は珍しくありません。続柄は家族関係を示す名称であり、敬語の上下を決める肩書ではないためです。

本人への呼びかけは、年齢や家庭の慣習に合わせます。自分より年上の義弟を名前で「〇〇さん」と呼んでも、続柄が義兄に変わるわけではありません。親族紹介では「妻の弟の〇〇さんです」と言えば、関係と敬意の両方が自然に伝わります。

義弟の続柄を書く場面|基準人物を先に確認する

義弟が配偶者の弟または妹の夫となる経路を示す和紙調の関係図

書類の続柄欄は、すべて同じ基準で書くわけではありません。「申請者との続柄」「世帯主との続柄」「亡くなった人との関係」など、欄の見出しによって基準人物が変わります。

申請者本人から見た妻の弟なら「義弟」と書けます。一方、妻が申請者なら、その人は妻本人の「弟」です。家族全員が同じ人を指していても、誰を基準にするかによって「弟」と「義弟」が入れ替わります。

自由記入欄で誤解が心配なら「妻の弟」と具体的に書きます。選択肢式の書類では独自に「義弟」を足さず、提出先が示す区分に従ってください。公的書類は日常の呼び名より、欄の定義が優先されます。続柄の読み方・書き方完全ガイドでは、書類別の基準人物を整理しています。

義弟は何親等か|親族でも当然には相続人にならない

妻・夫の弟は、配偶者の父母を共通の親として見るため、2親等の姻族です。妹の夫も、自分の2親等の血族である妹の配偶者なので2親等の姻族になります。

民法725条では3親等内の姻族までが親族です。義弟はこの範囲に含まれます。ただし「親族」と「相続人」は同じ意味ではありません。

義弟が亡くなっても、その義理の兄・姉が姻族という理由だけで相続人になることはありません。反対に、自分が亡くなった場合も義弟は当然には相続人になりません。法定相続人は配偶者、子、直系尊属、兄弟姉妹など、民法が定める身分関係と順位で決まります。

離婚すると、その婚姻によって生じた姻族関係は終了します。一方、配偶者が亡くなっただけでは義弟との姻族関係は自動終了せず、生存配偶者が姻族関係終了の意思を届け出る必要があります。

家系図で義弟を書く方法|婚姻の二重線を一度たどる

配偶者の弟は、まず自分と配偶者を二重線で結び、配偶者と弟を共通の父母の下へ並べます。親から子への線は実線です。配偶者より年下であることが分かるよう、出生順も意識して配置すると読みやすくなります。

妹の夫は、自分と妹を共通の父母の下へ置き、妹の横に夫を配置して二重線で結びます。どちらの経路でも、義弟との間に直接の親子線は引きません。

離婚した元配偶者を残す家系図なら、婚姻の二重線へ斜線を重ねた二重斜線で表します。養子縁組がある場合は養親子を破線で結び、姻族関係と法定血族を区別します。線の違いを守ると、「義弟」という同じ言葉がどの婚姻から生じたかまで追えます。

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義弟の呼び方を確認する3つの手順|起点・年齢・場面別の整理

  1. 関係の起点を書く:妻・夫の弟なのか、自分の妹の夫なのかを確認します。
  2. 年齢の基準を分ける:配偶者の弟なら配偶者との年齢関係を見ます。自分との年齢差では決めません。
  3. 場面に合わせて表現する:続柄欄は義弟、第三者への説明は「妻の弟」、本人への呼びかけは名前など、目的に合わせます。

この3段階を分ければ、自分より年上の義弟がいる場合も不自然ではありません。家系図では関係を線で確かめられるため、言葉だけで迷ったときの下書きとして役立ちます。

たとえば「申請者の妻の弟」を記録するなら、家族内の呼び名ではなく「妻の弟(義弟)」と残します。後から別の担当者が読んでも、配偶者側のきょうだいだと判断できます。

義弟についてよくある質問

義弟の読み方は何ですか?
「ぎてい」です。日常会話では「義理の弟」「妻の弟」「夫の弟」「妹の夫」と、具体的な関係で言い換えることもあります。
妻の弟が自分より年上なら義兄になりますか?
いいえ、妻より年下の弟であれば義弟です。自分との年齢差ではなく、妻とのきょうだい関係を基準にします。本人への敬称は年齢や家庭の慣習に合わせて構いません。
妹の夫は義弟ですか?
一般に妹の夫は義弟と呼びます。夫本人が自分より年上でも、妹の配偶者である関係を示して義弟とする用法です。明確に伝える必要がある場面では「妹の夫」と書きます。
義弟は何親等ですか?
配偶者の弟も妹の夫も2親等の姻族です。民法上の親族には含まれますが、姻族であるだけで法定相続人になるわけではありません。

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祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。