家系図で分かる親族の呼び方・続柄一覧|親戚の呼び方を6区分で整理

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公開日: 更新日: 家系図マニア
続柄親等家系図
家系図で分かる親族の呼び方・続柄一覧|親戚の呼び方を6区分で整理

この記事で分かること

  • 親戚・親族の呼び方を家系図の位置で6区分に分けた一覧表(名称・読み方・関係・親等)
  • 玄孫より下の来孫・昆孫・雲孫、はとこより遠いみいとこまでの呼び方
  • 伯父と叔父、大叔父、いとこの子など迷いやすい呼称の違い
  • 相続でも使う「親等」の数え方
  • 親族とは何か、直系と傍系はどう違うのか

「祖母の兄弟は何と呼ぶの?」「孫の孫は玄孫だけど、その先は?」——親戚の呼び方は、家系図の中でその人が自分から見てどの位置にいるかを確かめれば迷いません。まず全体の親族関係図で位置をつかみ、続いて直系・傍系を上下横の世代ごとに分けた一覧表で、名称・読み方・自分との関係・親等を確認していきます。

親族の呼び方 全体図(高祖父母から玄孫まで)
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自分を起点に、上下にまっすぐ連なる直系(高祖父母・曽祖父母・祖父母・父母・子・孫・曽孫・玄孫)と、横に枝分かれする傍系(兄弟姉妹・おじおば・いとこ・はとこ・甥姪)の主な位置を1枚にまとめた家系図です。

図の見方は3つだけです。自分から親子関係だけを上下にたどれる人が直系、共通の祖先から横に枝分かれする人が傍系、そして自分から見て同じ段なら同世代、一段上なら親の世代、一段下なら子の世代です。以下の一覧表は、直系を上下の2区分、傍系を横・上・下の3区分に分け、迷いやすい「父母が異なる兄弟姉妹」を加えた6区分で整理しています。

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親族の呼び方・続柄一覧|家系図の位置で6区分に分けた早見表

親族の呼び方・続柄一覧を家系図で整理する図解

各表の列は「名称|呼び方・読み方|自分との関係|親等」で統一しています。親等は民法の数え方(直系は世代数、傍系は共通の祖先を経由した世代数の合計)によります。なお民法上の「親族」は6親等内の血族までですが、呼び方の一覧として7親等以上の呼称も同じ数え方で載せています。

自分から見て上の世代(直系)|父母・祖父母・曽祖父母・高祖父母

名称 呼び方・読み方 自分との関係 親等
父・母 ちち・はは 自分の親 1親等
祖父・祖母 そふ・そぼ 親の親 2親等
曽祖父・曽祖母 そうそふ・そうそぼ(ひいおじいさん・ひいおばあさん) 祖父母の親 3親等
高祖父・高祖母 こうそふ・こうそぼ 曽祖父母の親 4親等

自分より上の世代の直系を直系尊属(ちょっけいそんぞく)と呼びます。世代が上がるごとに「祖」「曽」「高」と字が重なり、親等も1ずつ増えます。高祖父母より上には決まった呼び方がなく、「五世の祖」「六世の祖」のように代数で表すのが一般的です。

自分から見て下の世代(直系)|子・孫・曽孫・玄孫・来孫〜雲孫

名称 呼び方・読み方 自分との関係 親等
子 こ 自分の子 1親等
孫 まご 子の子 2親等
曽孫 そうそん・ひまご 孫の子 3親等
玄孫 げんそん・やしゃご 曽孫の子 4親等
来孫 らいそん 玄孫の子 5親等
昆孫 こんそん 来孫の子 6親等
仍孫 じょうそん 昆孫の子 7親等
雲孫 うんそん 仍孫の子 8親等

自分より下の世代の直系を直系卑属(ちょっけいひぞく)と呼びます。玄孫(やしゃご)まではよく知られていますが、その先にも来孫・昆孫・仍孫・雲孫と呼び方が続きます。自分から玄孫までを載せた家系図は、自分・子・孫・曽孫・玄孫の直系5世代分です。祖父母から玄孫までなら7世代となり、戸籍でさかのぼれる範囲と子孫を1枚にまとめた、家系図としては十分に広い一枚になります。世代の順番は玄孫・来孫とはで詳しく整理しています。

自分から見て横の世代(傍系)|兄弟姉妹・いとこ・はとこ・みいとこ

自分と同じ段に並ぶ人たちです。兄弟姉妹から横に離れるほど、いとこ・はとこ・みいとこと血のつながりが遠くなり、親等は2ずつ増えます。

名称 呼び方・読み方 自分との関係 親等
兄・姉 あに・あね 自分より年上の兄弟姉妹 2親等
弟・妹 おとうと・いもうと 自分より年下の兄弟姉妹 2親等
従兄・従姉 いとこ(じゅうけい・じゅうし) 父母の兄弟姉妹の子で、自分より年上 4親等
従弟・従妹 いとこ(じゅうてい・じゅうまい) 父母の兄弟姉妹の子で、自分より年下 4親等
再従兄弟・再従姉妹 はとこ・またいとこ(さいじゅうけいてい・さいじゅうしまい) 祖父母の兄弟姉妹の孫(親同士がいとこ) 6親等
三従兄弟・三従姉妹 みいとこ(さんじゅうけいてい・さんじゅうしまい) 曽祖父母の兄弟姉妹の曽孫(祖父母同士がいとこ) 8親等

いとこは漢字で書くと年上・年下、男性・女性で「従兄・従弟・従姉・従妹」と書き分けます。はとこは「再従兄弟」「又従兄弟」のどちらも使われ、読み方は「はとこ」「またいとこ」「ふたいとこ」と地域によって異なります。詳しくははとことはをご覧ください。

自分から見て上の世代(傍系)|おじ・おば・大おじ・大おば・いとこおじ

親の世代・祖父母の世代にいる傍系の親族です。「祖母の兄弟は何と呼ぶのか」という疑問はここで解決します。

名称 呼び方・読み方 自分との関係 親等
伯父・伯母 おじ・おば(はくふ・はくぼ) 父母の兄・姉 3親等
叔父・叔母 おじ・おば(しゅくふ・しゅくぼ) 父母の弟・妹 3親等
従伯父・従伯母 いとこおじ・いとこおば(じゅうはくふ・じゅうはくぼ) 父母のいとこで、父母より年上 5親等
従叔父・従叔母 いとこおじ・いとこおば(じゅうしゅくふ・じゅうしゅくぼ) 父母のいとこで、父母より年下 5親等
伯祖父・伯祖母(大伯父・大伯母) おおおじ・おおおば(はくそふ・はくそぼ) 祖父母の兄・姉 4親等
叔祖父・叔祖母(大叔父・大叔母) おおおじ・おおおば(しゅくそふ・しゅくそぼ) 祖父母の弟・妹 4親等
従祖伯父・従祖叔父など いとこおおおじ・いとこおおおば 祖父母のいとこ 6親等

親のいとこ(いとこおじ・いとこおば)の考え方は、親のいとこは何と呼ぶ?で図解しています。

自分から見て下の世代(傍系)|甥・姪・姪孫・いとこの子

子の世代・孫の世代にいる傍系の親族です。甥・姪はおじ・おばと、姪孫は大おじ・大おばと、親等が上下で対応しています。

名称 呼び方・読み方 自分との関係 親等
甥・姪 おい・めい 自分の兄弟姉妹の子 3親等
姪孫(大甥・大姪) てっそん(おおおい・おおめい) 自分の兄弟姉妹の孫 4親等
曽姪孫 そうてっそん 自分の兄弟姉妹の曽孫 5親等
従甥・従姪 いとこおい・いとこめい(じゅうせい・じゅうてつ) 自分のいとこの子 5親等
従姪孫 じゅうてっそん 自分のいとこの孫 6親等
再従甥・再従姪 はとこおい・はとこめい 自分のはとこの子 7親等

いとこの子は「いとこ違い」と呼ばれることもあり、自分の子から見るとその人は「はとこ」にあたります。呼び方の整理はいとこの子の呼び方をご覧ください。

父母が異なる兄弟姉妹|異母兄弟・異父兄弟

父または母の一方だけを共通の親とする兄弟姉妹です。血のつながりが片方でも、親等は同じ2親等です。親の再婚相手の連れ子は、共通の親も養子縁組もなければ、この意味での兄弟姉妹には含みません。

名称 呼び方・読み方 自分との関係 親等
異母兄・異母姉 いぼけい・いぼし 父が同じで母が異なる兄・姉 2親等
異母弟・異母妹 いぼてい・いぼまい 父が同じで母が異なる弟・妹 2親等
異父兄・異父姉 いふけい・いふし 母が同じで父が異なる兄・姉 2親等
異父弟・異父妹 いふてい・いふまい 母が同じで父が異なる弟・妹 2親等

父母の両方が同じ兄弟姉妹を「全血(ぜんけつ)」、片方だけが同じ兄弟姉妹を「半血(はんけつ)」と呼び、相続では法定相続分に差が出る場合があります。

家系図で迷いやすい親族の呼び方|大叔父・はとこ・いとこの子・高祖父母・玄孫

一覧表の中でも特に質問の多い呼び方を、家系図の位置とあわせて整理します。

  • 大叔父・大伯父 — 祖父母の兄弟姉妹で、4親等です。祖父母の兄・姉なら「大伯父・大伯母」、弟・妹なら「大叔父・大叔母」と書き分けます。全体図では、祖父母と同じ段の右側にあたります。
  • はとこ — 親同士がいとこにあたる関係で、共通の祖先は曽祖父母、親等は6親等です。全体図では自分と同じ段の一番右にあたります。
  • いとこの子 — 自分のいとこの子どもで、5親等です。「従甥・従姪」や「いとこ違い」とも呼ばれます。全体図では子と同じ段の右側です。
  • 高祖父母 — 曽祖父母のさらに親、自分から4代上の直系尊属で、4親等です。全体図では最上段にあたります。
  • 玄孫 — 曽孫の子で、自分から4代下の直系卑属、4親等です。読み方は「やしゃご」「げんそん」のどちらも使います。全体図では最下段にあたります。

これらは言葉だけでは関係をたどりにくいため、家系図で共通の祖先からの位置を確認するのが確実です。

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家系図でたどる親等の数え方|続柄を数字で表す(相続でも使う)

親等は、続柄を客観的に示す数字で、相続人の範囲を判断する場面などで使います。数え方には2つのルールがあります。

  1. 直系は世代の数を数える — 自分から目的の人まで、世代をひとつたどるごとに1を足します。父母は1親等、祖父母は2親等です。
  2. 傍系は共通の祖先まで上って、下りる — いったん共通の祖先までさかのぼり、そこから目的の人まで下りた世代数を合計します。

親族関係を選んで続柄と親等を確かめたい場合は、続柄・親等判定ツール(いとこの例)もお使いください。

家系図に続柄を書き込む方法|親子・配偶者・離婚・養子の関係線の描き分け

調べた続柄は、家系図に書き込むことで一枚にまとまり、家族や次の世代に正確に伝えられます。

  • 人物に続柄を添える — 名前の下に「祖父」「伯母」などの続柄を小さく記すと、誰から見た関係かが明確になります。
  • 世代をそろえて並べる — 同じ世代を横一列にそろえると、この記事の全体図のように続柄が位置で読み取れます。
  • 関係を線で描き分ける — 親子は実線、配偶者は二重線、離婚は二重斜線、養子は破線と、関係の種類に応じて線を変えると、複雑な家族関係も正確に伝わります。

関係線の引き方は家系図の書き方完全ガイドで図とともに詳しく解説しています。

本サイトの家系図エディタは、ここで紹介した続柄や関係線(実線・二重線・二重斜線・破線)をそのまま選んで描けるよう作られています。人物を置いて線で結ぶだけで、続柄が整った家系図ができあがります。和紙・免許状風のテンプレートも用意していますので、仏壇に飾れる本格的な仕上がりにできます。登録は不要です。

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家系図で見る親族とは|直系と傍系・血族と姻族の違い

ここまでの一覧で使ってきた言葉を、最後に整理しておきます。

親族とは、民法では6親等内の血族・配偶者・3親等内の姻族を指します。日常語の「親戚」には法律上の決まった範囲はなく、これより広い意味で使われることもあります。

  • 血族と姻族 — 血のつながりがあるのが血族、結婚によって親族になったのが姻族(配偶者の父母や兄弟姉妹など)です。
  • 直系と傍系 — 血族はさらに、自分から一直線につながる直系と、共通の祖先から枝分かれする傍系に分かれます。
項目 直系 傍系
つながり方 親子関係が一直線 共通の祖先から枝分かれ
代表例 父母・祖父母・子・孫 兄弟姉妹・おじおば・いとこ・甥姪
家系図での位置 自分の真上・真下 自分の横・斜め

親族の呼び方・家系図で次に読む記事

関係が遠い親族ほど、言葉だけで覚えるより家系図の位置で確認するほうが確実です。

呼び方に迷ったら、まず全体図で「上・下・横」のどこに位置するかを確かめ、伯父と叔父のような年上・年下の書き分けに注意しながら、遠い親族は親等の数字で裏付けるとよいでしょう。家系図の位置をたどれば、ご先祖から自分までのつながりが身近に感じられます。

よくある質問

Q伯父と叔父の違いは何ですか?
どちらも読み方は「おじ」ですが、親より年上か年下かで漢字を書き分けます。親の兄にあたる人は「伯父」、親の弟にあたる人は「叔父」です。おば(伯母・叔母)も同様で、親の姉が伯母、親の妹が叔母です。親族関係図や続柄を示す書類では区別して書くと正確です。
Q祖母の兄弟は何と呼びますか?
祖父母の兄弟姉妹は「大おじ・大おば」と呼び、4親等です。祖母の兄なら「大伯父(伯祖父)」、祖母の弟なら「大叔父(叔祖父)」と書き分けます。
Q玄孫の次は何と呼びますか?
玄孫(やしゃご)の子は来孫(らいそん)、その子は昆孫(こんそん)、仍孫(じょうそん)、雲孫(うんそん)と続きます。親等は玄孫が4親等、来孫が5親等、雲孫が8親等です。
Qはとこは何親等ですか?
はとこは6親等です。親同士がいとこにあたる関係で、共通の祖先は曽祖父母になります。「ふたいとこ」「またいとこ」「再従兄弟姉妹」とも呼ばれます。
Qいとこの子は自分から見て何と呼びますか?
いとこの子は5親等にあたり、「従甥(じゅうせい)・従姪(じゅうてつ)」や「いとこ違い」と呼ばれます。自分の子から見ると、その人は「はとこ」の関係になります。
Q親等はどうやって数えますか?
直系は世代の数をそのまま数えます(父母は1親等、祖父母は2親等)。傍系は、いったん共通の祖先まで上り、そこから目的の人まで下りた世代数を合計します。たとえばいとこは、共通の祖先(祖父母)まで2世代、そこからいとこまで2世代で、合計4親等です。
Q配偶者の家族は親族に含まれますか?
含まれます。結婚によって親族になった人を姻族と呼び、配偶者の父母は1親等、配偶者の兄弟姉妹は2親等の姻族です。配偶者本人は親等では数えません(親等は血族・姻族をたどる際に使います)。
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家系図マニア

祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。