呪術廻戦 禪院家の家系図|直毘人・扇・甚爾・恵の続柄を図解
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禪院家の家系図でいちばん迷うのは、伏黒甚爾がどこに入るのかという点です。長らく「甚爾は禪院家の生まれ」としか語られず、解説サイトごとに位置がばらついていました。この点は単行本第17巻の巻末(第144話と第145話のあいだ)に載った家系図で整理され、甚爾が二十五代当主の子、つまり禪院直毘人の甥にあたることが示されています。
以下では、その第17巻の系図で確定した続柄を世代ごとに独自の図へ組み直し、あわせて双子や再婚といった描き分けの難しい関係を家系図でどう表すかを見ていきます。
目次
禪院家の家系図|二十三代当主から伏黒恵までの4世代
まずは全体像です。縦の実線は親子、横の二重線は婚姻を表します。名前が明かされていない人物は「二十三代当主」「恵の母」のように役割で置いています。
この図で押さえておきたいのは、次の3点です。
- 当主は父から子へ一直線に下りていない — 二十三代当主の子の世代に二十五代当主と直毘人が並び、兄から弟へ当主の座が移っています。
- 甚爾は直毘人の甥にあたる — 二十五代当主の子で、甚壱の弟。呪力を持たずに生まれたため禪院家を出ました。
- 恵と津美紀は血のつながりがない — 甚爾の再婚によって姉弟になった間柄です。
禪院家とは|呪術界の御三家における位置づけ
禪院家は、五条家・加茂家と並ぶ呪術界の御三家のひとつです。家ごとに代々受け継がれる相伝の術式を持ち、その血筋が家の力を支えているという構図になっています。
| 家 | 作中で描かれる特徴 | 家系図を読むうえでの要点 |
|---|---|---|
| 禪院家 | 術師の人数が多く、当主の座をめぐる争いがある | 家督の順と血筋の順がずれる |
| 加茂家 | 赤血操術を相伝する | 血筋と術式が強く結びつく |
| 五条家 | 六眼と無下限呪術を受け継ぐ | 一人の存在が家の力を左右する |
禪院家の家系図が入り組んで見えるのは、術師の人数が多いうえに、呪力を持たない者が家から外へ出ていくためです。甚爾のように姓を変えて家を離れた人物がいると、名字だけを頼りに図を組んでも系統がつながりません。
禪院家の当主の系統|二十三代から二十七代までの家系図
当主の座がどう動いたかを、世代順に並べると次のようになります。
| 代 | 人物 | 家系図での位置 |
|---|---|---|
| 二十三代 | 名は不明 | 直毘人・扇たちの父 |
| 二十四代 | 不明 | 第17巻の系図には記されていない |
| 二十五代 | 名は不明 | 直毘人の兄。甚壱・甚爾の父 |
| 二十六代 | 禪院直毘人 | 二十五代の弟。投射呪法を使う |
| 二十七代 | 伏黒恵 | 直毘人の遺言により当主となる |
注目したいのは、二十四代が空欄のままだという点です。第17巻の系図にも記されておらず、誰が務めたのかは分かりません。分からない代は空けたまま図に残すのが、家系図としては正しい扱いです。無理に埋めると、あとから資料が出てきたときに全体を組み直すことになります。
もうひとつは、二十六代から二十七代への移り方です。直毘人の遺言により、条件つきで伏黒恵が次期当主に指名されていました(第16巻138話)。恵は禪院家で育っていませんが、禪院家相伝の十種影法術を受け継いでいます。血筋の順に家督が下りるとはかぎらない、という展開です。
家系図を描くときは、この二つを混ぜないことが大切です。親子の実線は血のつながりだけを表すものにして、当主の代数は番号や注記で別に添えます。実在の家でも家督相続の順と血縁の順はしばしば食い違いますから、同じ扱い方がそのまま使えます。

扇・真希・真依|双子を家系図でどう描くか
禪院扇は直毘人の弟で、真希と真依という双子の娘がいます。この父娘は、系図の上では扇から実線が2本下りるだけのシンプルな形です。
ただ、双子であることを図で示したい場合は少し工夫が必要です。一般的には、親からの線をいったん1本下ろし、そこから左右に分けて2人につなぐ描き方をします。生まれた順が分かる場合は、並べる向きをそろえます。詳しい描き分けは家系図の双子・多胎児の書き方で図解しています。
真希は呪力をほとんど持たないという設定で、術師の家である禪院家の中では厳しい立場に置かれていました。これは家系図には現れない情報ですが、人物のメモ欄に添えておくと、図を見返したときに関係の背景まで思い出せます。
伏黒甚爾と禪院家の家系図|甥として枝分かれした系統
甚爾は二十五代当主の子で、禪院甚壱の弟にあたります。直毘人から見れば甥です。第17巻の系図が出るまでは「甚爾は禪院家の生まれ」としか分からず、直毘人との続柄を推測で結んだ相関図が多く出回っていました。
家系図を作る側の教訓としては、資料で確かめられない続柄は線を引かずに置いておく、ということに尽きます。一度線を引くと、その図を見る人は確定した関係として読んでしまいます。あとから資料が出てきたとき、線を引いていなければ足すだけで済みますが、間違った線を引いていれば図全体の信頼が崩れます。これは実在の家系を戸籍から起こすときも同じで、家系図の書き方完全ガイドでも基本の考え方として紹介しています。
恵と津美紀は血のつながりがない
伏黒家の側でもうひとつ押さえたいのが、伏黒恵と伏黒津美紀の関係です。二人は姉弟として育っていますが、津美紀は甚爾の再婚相手の子で、恵とは血のつながりがありません(第7巻59話)。
家系図でこれを正しく表すには、次の順で描きます。
再婚と連れ子を家系図で描く手順
- STEP 1甚爾に婚姻線を2本引く
恵の母との婚姻と、津美紀の母との婚姻を、それぞれ別の二重線で結びます。先の婚姻を左、後の婚姻を右に置くと時系列が読み取れます。
- STEP 2子は実の親からのみ線を下ろす
恵は甚爾と恵の母から、津美紀は津美紀の母からだけ実線を下ろします。津美紀に甚爾からの線を引かないことが要点です。
- STEP 3呼び方を注記する
図の上では線がつながらなくても、生活の上では姉弟です。「義理の姉」と注記しておくと、図と実際の関係の両方が伝わります。
この描き方をすると、「一緒に育った姉弟だが血縁はない」という関係が、線を数えるだけで読み取れるようになります。再婚と連れ子は実在の家系図でもよく出てくる場面なので、離婚・再婚の家系図の書き方や義理の親族の呼び方一覧もあわせてご覧ください。
禪院家の家系図を自分で作る方法
禪院家の系図には「血のつながり」「婚姻と再婚」「当主の座」という3層の情報が重なっています。これを1枚で読ませるには、線の種類を使い分けるのが近道です。
| 関係 | 線 | 禪院家での例 |
|---|---|---|
| 実の親子 | 実線 | 扇と真希・真依 |
| 婚姻 | 二重線 | 甚爾と恵の母 |
| 離婚 | 二重斜線 | 別れた配偶者を残したいとき |
| 養子 | 破線 | 実の親子と区別したいとき |
手で描いてもかまいませんが、人物が増えると線の引き直しが大変です。本サイトの家系図エディタは、ここで紹介した4種類の線をそのまま選んで引けるようになっています。血縁のない姉弟も、線を引かないことで正しく表せます。和紙・免許状風のテンプレートも用意していますので、作品の系図の整理から、ご自身の家系図づくりまで使えます。登録は不要です。
禪院家の家系図で間違えやすい点
- 甚爾を直毘人の弟として同じ世代に並べると、一段ずれます。甚爾は二十五代当主の子で、直毘人の甥にあたる下の世代です。
- 二十四代を無理に埋めると、確定した代とそうでない代の区別が消えます。分からない代は空欄のまま残します。
- 当主の順番を親子の実線で表すと、血筋と家督の流れが混ざります。当主の代数は番号や注記で別に添えます。
- 恵と津美紀を実の姉弟として線でつなぐと、血縁がないという設定が消えてしまいます。線は実の親からだけ下ろします。
- どの時点の関係かを書かずに図を作ると、物語が進んだあとで読み返したときに食い違います。図のどこかに「第◯巻時点」と入れておくと安心です。
作品の家系図をきっかけに、ご自身の家系にも興味が出てきた方は、戸籍をさかのぼって先祖を調べる方法もあわせてどうぞ。
よくある質問
伏黒甚爾は禪院直毘人の甥ですか?
禪院家の二十四代当主は誰ですか?
禪院家はなぜ壊滅したのですか?
伏黒恵は禪院家に養子に入ったのですか?
禪院蘭太は家系図のどこに入りますか?
AUTHOR
家系図マニア
祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。