ゾルディック家の家系図|キルアの三世代と五人きょうだい・念系統を図解

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ゾルディック家の家系図|キルアの三世代と五人きょうだい・念系統を図解

「キルアは三男なのか、それとも三番目の子なのか」「アルカはなぜ人によって妹と呼ばれたり弟と呼ばれたりするのか」——『HUNTER×HUNTER』のゾルディック家は、暗殺一家という設定のわりに、家族の続柄そのものが読者のあいだで食い違いやすい一族です。理由ははっきりしていて、性別や世代が原作であえて確定されないまま進む人物が何人かいるためです。

祖父ゼノから五人きょうだいまでの三世代を1枚の系図に整理し、あわせて「原作で線を引ける関係」と「引けない関係」の境目をたどります。念系統が血のつながりで決まらないことも、系図と並べると見通しがよくなります。

ゾルディック家の家系図|祖父ゼノから五人きょうだいまでの三世代

まずは全体像です。縦の実線は親子、横の二重線は婚姻を表します。

ゾルディック家の三世代の家系図(原作コミックス既刊時点)
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祖父ゼノ、父シルバと母キキョウ、イルミからカルトまでの五人きょうだいという三世代。続柄と人物の両方がはっきりしている範囲に限定し、続柄が確定していないマハ・ジグと、名前も姿も描かれていないキルアの祖母は図に含めていません。年齢は公式ガイドブック掲載時点のものです。

図を眺めるときに押さえておきたいのは、次の3点です。

  • 確実にたどれるのは三世代だけ — ゼノより上には名前の挙がる人物がいますが、続柄のつなぎ方が原作で確定していません。
  • きょうだいは5人で、出生順が明示されている — 誰が上で誰が下かは原作で示されているため、並び順に迷う余地がありません。
  • 念系統は縦の線と無関係 — 親子でも系統が違い、きょうだいでも割れます。血統図と能力の表は別物として扱います。

キルアの家系図上の位置|五人きょうだいの並び順と続柄

ゾルディック家のきょうだいは、上から順にイルミ、ミルキ、キルア、アルカ、カルトの5人です。出生順が原作で示されているため、家系図では左から年長順に並べるだけで迷いません。次の表の年齢は、公式ガイドブック掲載時点のプロフィールにもとづく数値です。

人物 年齢 系図上の位置
イルミ 24歳 長子。キルアとは12歳差
ミルキ 19歳 第2子
キルア 12歳 第3子。物語の主要人物
アルカ 記載なし 第4子。キルアとカルトのあいだ
カルト 10歳 末子

実在の家系図でも、きょうだいは左から年長順に並べるのが基本です。ゾルディック家のように5人並ぶと横幅が出るため、紙に手書きするときは親の位置を中央ではなく左寄りにしておくと、右側に書き足す余裕が生まれます。きょうだいの並べ方そのものは家系図のきょうだいの順番で詳しく整理しています。

なお「キルアは三男」と書かれることがあります。物語の初期には男ばかりのきょうだいとして紹介されていたためで、当時の資料としては誤りではありません。ただし連載が進んでアルカの描写が加わり、カルトの性別も明かされないままであることから、いまの時点で系図を描くなら第3子と数えるほうが描写に沿っています。男女を分けて「〇男・〇女」と数える表記は、性別が全員分わかっている家系でだけ使うのが安全です。

ゾルディック家の家系図とアルカの続柄|「妹」と「弟」が割れる理由

ゾルディック家の家系図|性別や続柄が不明な人物を含む系図の描き方のイメージ

アルカの続柄が資料によって揺れるのは、原作で呼び方そのものが人によって違うからです。キルアはアルカを一貫して「妹」として扱い、話の題にも「兄妹」の語が使われます。一方でイルミら他の家族はアルカを「弟」として扱い、執事たちは別の呼び方をします。どちらかが誤読というより、原作がその食い違いを含んだまま描いています。

家系図の記法でいえば、これは性別記号を1つに決められないケースです。上の図ではアルカを性別未確定として扱い、「キルアは妹と呼び、他の家族は弟として扱う」という注記を添えました。カルトについては、そもそも性別が原作でまったく明かされていません。同じ「記号を置かない」でも、アルカは呼び方が割れているため、カルトは情報がないため、と理由が違います。図の外にその違いを書き残しておくと、あとから読む人が判断できます。

実在の家系図でも、同じ判断が必要になる場面はあります。古い戸籍で性別欄が読み取れない、あるいは本人の意思として性別を記載しない、といったケースです。わからないものを推測で埋めないのが原則で、記号を置かずに名前と続柄だけを書き、余白に一行の注記を添えれば十分に伝わります。続柄の書き方全般は続柄の書き方にまとめています。

ゾルディック家の念系統|家系図の線と念能力は一致しない

ゾルディック家を家系図として面白くしているのは、暗殺技術を代々受け継ぐ一家でありながら、念の系統だけは血のつながりでそろわないという点です。

人物 続柄 念系統
マハ ゼノより上の世代 強化系(公式ガイドブック)
ゼノ 祖父 旧ガイドでは変化系。作者の設定資料では放出系
シルバ 旧ガイドでは変化系。作者の設定資料では放出系
キキョウ 操作系
イルミ 長子 操作系
ミルキ 第2子 操作系
キルア 第3子 変化系
アルカ 第4子 特質系(作者の設定資料)
カルト 末子 操作系

父と子で系統が違い、きょうだいのなかでもキルアだけが変化系、アルカだけが特質系になっています。作中で念の系統を調べる手段は水見式という個人ごとの検査で、家系を調べて判定するわけではありません。系統は縦の線をたどっても予測できないことが、この表からそのまま読み取れます。

ゼノとシルバの系統に二通りの記載があるのは、2004年の公式ガイドブックの掲載内容と、2022年以降に公開された作者の設定資料の内容が異なるためです。同格の二説というより、あとから作者の資料で更新されたと見るのが自然ですが、どちらの記載も広く知られています。フィクションの相関図を作るときは、こうした食い違いを片方に寄せて消してしまわず、どちらの資料に基づく記述かを添えておくと、読み返したときに混乱しません。

母のキキョウが流星街の出身とされていることも、この一家が血のつながりだけで成り立っていないことを示しています。系統も出自もそろわないまま、暗殺の技術だけが受け継がれている一族だと読めます。

ゾルディック家の家系図に描けない世代|マハ・ジグの続柄と高祖父・曽祖父の数え方

ゾルディック家には、マハとジグという上の世代の名前が登場します。ただし二人の続柄は、原作で読者に確定できるかたちでは示されていません。

マハという名前が出てくるのは主に公式ガイドブックで、原作本編では、キルアの家族構成として名前のない曽祖父の世代が挙げられる場面と、ゼノが自分の祖父について語る場面があります。ゼノの祖父はキルアから見れば高祖父にあたりますが、この人物とガイドのマハ、そして原作で触れられる曽祖父が同じ人物なのかは示されていません。ジグについては、暗黒大陸へ渡った人物としてゾルディック家の名で登場するだけで、誰の親や子にあたるかは明言されていません。

そのため上の系図では、推測で線を引かずに三世代で止めています。家系図で最も避けたいのは、確かめようのない関係を実線で結んでしまうことです。実線は「確かにそうである」という主張になるため、根拠のない一本が図全体の信頼度を下げます。名前だけがわかっている先祖は、系図の外に「上の世代にマハという人物がいたと伝わる」と一行で書き添えるのが正しい扱いです。

世代の呼び方も、この機会に整理しておくと便利です。自分から見て親の親が祖父母、その親が曽祖父母、さらにその親が高祖父母にあたります。ゼノがキルアの祖父ですから、その親の世代が曽祖父母、さらに上が高祖父母です。呼び方と数え方は高祖父母とはで図解しています。

同じく図から外したのが、キルアの祖母にあたる人物です。原作ではゾルディック家の家族としてこの世代も数えられていますが、名前も姿も描かれていません。存在は示されているが情報がない人物を空欄のまま置くか、いっそ描かないかは家系図づくりでよく迷うところです。公開する図では描かずに注記で触れるほうが、読み手に「調べ落とし」と誤解されません。

ゾルディック家の家系図の作り方|線の描き分けを自分の系図にも

ゾルディック家の系図は、関係そのものは素直です。難しいのは「わからない部分をどう扱うか」で、これは実在の家系を調べるときに必ずぶつかる問題と同じです。

状況 図での扱い ゾルディック家での例
親子関係が確かめられる 実線 ゼノからシルバ、シルバから五人きょうだい
婚姻関係がある 二重線 シルバとキキョウ
性別がわからない 記号を置かず注記 アルカ、カルト
続柄が確かめられない 線を引かず図の外に記載 マハ、ジグ
存在は分かるが情報がない 図から外して注記 キルアの祖母

家系図で一般的に使われる線種は、親子が実線、婚姻が二重線、離婚が二重斜線、養子縁組が破線です。ゾルディック家では養子や離婚が出てこないため実線と二重線だけで足りますが、実在の家系ではこの4種類を使い分ける場面がすぐに訪れます。

本サイトの家系図エディタは、これらの線をそのまま選んで引けます。性別不明の人物や、注記だけを残したい人物も置けるので、調べがついていない部分を空けたまま作り始められます。登録は不要です。

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キルアの家系図の注意点|作成時につまずきやすい4つのこと

  • キルアを「三男」と書いてしまう — アルカとカルトの性別が確定していないため、男女を分けた数え方は使えません。第3子と書くほうが正確です。
  • マハをゼノの親として実線で結んでしまう — 名前の出どころが公式ガイドブックで、原作の曽祖父・高祖父の記述と同一人物かが示されていません。線ではなく注記で残します。
  • 念系統を血統図に重ねてしまう — 系統は個人ごとに調べるもので、親子でも一致しません。能力は系図とは別の表に分けたほうが読みやすくなります。
  • どの巻時点の関係かを書かずに図を作る — 続柄は連載が進むにつれて明かされるため、「第◯巻時点」と図のどこかに添えておくと、あとから見返したときに食い違いません。

わからない部分を残したまま系図を組み立てる考え方は、禪院家(呪術廻戦)の家系図でも同じように整理しています。線の基本的な引き方から確認したい場合は、家系図の書き方をあわせてご覧ください。

よくある質問

ゾルディック家は何人家族ですか?
原作では、五人きょうだいと両親のほかに、祖父母や曽祖父母の世代も家族として数えられています。ただし名前や姿が描かれていない人物が含まれるため、本記事の系図は続柄と人物が両方はっきりしている祖父ゼノ、父シルバ、母キキョウ、五人きょうだいの8人に絞っています。
キルアは何番目の子どもですか?
第3子です。上にイルミとミルキ、下にアルカとカルトがいます。物語の初期には男ばかりのきょうだいの三男として紹介されていましたが、その後アルカの描写が加わり、カルトの性別も明かされていないため、いまは「三男」ではなく「第3子」と数えるほうが描写に沿っています。
アルカは妹ですか、弟ですか?
原作では呼び方が一致していません。キルアは一貫して「妹」として扱い、イルミら他の家族は「弟」として扱います。出生時の性別そのものは本編で明示されていないため、家系図では性別記号を置かず、注記でこの違いを添えるのが安全な描き方です。
ゾルディック家の念能力は遺伝しますか?
遺伝すると読める描写はありません。作中で念の系統を調べるのは水見式という個人ごとの検査で、家系から判定するものではありません。実際にシルバとキルアでは系統が異なり、五人きょうだいのなかでもキルアだけが変化系、アルカだけが特質系とされています。
マハやジグは家系図のどこに入りますか?
確定した位置には入れられません。マハという名前の出どころは主に公式ガイドブックで、原作で触れられる曽祖父の世代やゼノの祖父と同一人物かは示されていません。ジグも暗黒大陸へ渡った人物として名前が出るだけです。推測で実線を引かず、図の外に一行で書き添える扱いをおすすめします。

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家系図マニア

祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。