現在の皇室の家系図|今上天皇家・秋篠宮家を図解でやさしく解説

皇室の系図を書き写そうとして、続柄欄で手が止まった経験がある方は少なくありません。ニュースでお名前は目にしていても、「悠仁親王は今上天皇から見て何にあたるのか」まではすぐに出てこないものです。つまずきの多くは、親子関係をたどれば決まる「続柄」と、制度で定まる「皇位継承順位」を一つの図に混ぜて書こうとするところから起こります。現在の皇室は、今上天皇(徳仁さま)ご一家と秋篠宮家を中心に構成されており、続柄と皇位継承順位を分けて考えると整理しやすくなります。歴代をさかのぼる通史ではなく、いま在位・在世の皇族にしぼって見ていきます。初代神武天皇からの長い流れは天皇家の家系図で解説しています。
目次
現在の皇室の家系図|今上天皇家と秋篠宮家の全体像
まずは、現在の皇室の中心となる直系を簡易系図で見てみましょう。縦の実線は親子、横の二重線は婚姻(夫婦)を表します。
家系図のかたちで見ると、現在の皇室は次のように整理できます。
- 上皇ご夫妻から今上天皇へ — 上皇(明仁さま)の長男が、第126代の今上天皇(徳仁さま)です。今上天皇と皇后雅子さまの子が愛子内親王です。
- 秋篠宮家へ — 上皇の二男が秋篠宮文仁さまで、紀子妃との子が佳子内親王・悠仁親王、そしてご結婚で皇室を離れた小室眞子さんです。
- 皇室を離れた方 — 上皇の長女・黒田清子さんは、ご結婚により民間の方となりました。女性皇族は結婚すると皇室を離れる定めになっています。
現在の皇室の家系図(一覧)|天皇・皇后と各家の構成

現在の皇室を構成する主な方々を、続柄つきの一覧で整理します。お立場が分かると、家系図のどこに位置するかがつかみやすくなります。
| お名前 | お立場 | 家系図での位置 |
|---|---|---|
| 徳仁さま | 天皇(今上天皇・第126代) | 上皇の長男。皇室の中心 |
| 雅子さま | 皇后 | 今上天皇の妃 |
| 愛子内親王 | 内親王 | 今上天皇・皇后の子 |
| 上皇(明仁さま) | 上皇 | 今上天皇の父 |
| 上皇后(美智子さま) | 上皇后 | 今上天皇の母 |
| 文仁さま | 秋篠宮・皇嗣 | 上皇の二男。今上天皇の弟 |
| 紀子さま | 秋篠宮妃 | 秋篠宮文仁さまの妃 |
| 佳子内親王 | 内親王 | 秋篠宮家の子 |
| 悠仁親王 | 親王 | 秋篠宮家の子 |
天皇の子や孫にあたる男性は「親王」、女性は「内親王」と呼ばれます。お立場を表すこうした呼称も、家系図の世代をたどると意味がつかみやすくなります。
皇室の家系図で見る皇位継承順位|現在の継承順
現在の皇室の家系図で多くの人が気になるのが、「皇位がどの順で受け継がれるのか」という点です。皇位継承の順位は皇室典範という法律で定められており、現在は次の順とされています。
| 順位 | お名前 | 続柄(今上天皇から見て) |
|---|---|---|
| 第1位 | 秋篠宮文仁さま(皇嗣) | 弟 |
| 第2位 | 悠仁親王 | おい(弟の子) |
| 第3位 | 常陸宮正仁さま | おじ(父の弟) |
家系図で見ると、皇位は必ずしも「親から子へまっすぐ」動くわけではないことが分かります。現在は弟・そのおい・おじへと続く順になっており、親子の実線をたどると継承の流れがはっきり見えてきます。皇位継承は現在の規定で男系の男子に限られているため、女性皇族は継承順位には入りません。
現在の皇室の宮家|常陸宮・三笠宮・高円宮家
天皇家の本流とは別に、「宮家(みやけ)」と呼ばれる皇族の家があります。現在の宮家は、家系図で見ると次の三つです。
| 宮家 | 中心となる方 | 家系図でのつながり |
|---|---|---|
| 常陸宮家 | 常陸宮正仁さま | 上皇の弟の家 |
| 三笠宮家 | 彬子女王・瑶子女王 | 昭和天皇の弟・三笠宮の家 |
| 高円宮家 | 久子妃・承子女王 | 三笠宮家から分かれた家 |
天皇の子・孫の世代から離れた皇族の女性は「女王」と呼ばれ、内親王と区別されます。現在の宮家は女性皇族が中心となっており、家系図で見ると本流とどこで枝分かれしたかがたどれます。秋篠宮家は、皇嗣である文仁さまの家として本流に近い位置づけです。
皇室の家系図の見方|記号と続柄の読み方
皇室の家系図も、記号と線の意味は一般的な家系図と同じです。現在の皇室は在世の方が中心なので、故人を表す二重枠は使いません。
| 対象・関係 | 記号・線 | 見方のポイント |
|---|---|---|
| 男性 | □(四角) | 天皇・親王など男性を表す |
| 女性 | ○(丸) | 皇后・内親王・女王など女性を表す |
| 親子 | 実線 | 皇位が親から子へ継がれた線 |
| 婚姻 | 二重線 | 天皇と皇后など夫婦を結ぶ |
記号や線の基本は家系図の記号・線の意味でも図解しています。皇室の家系図では、男性(□)の親子の実線をたどると、皇位継承の流れがそのまま読み取れるのが特徴です。
現在の皇室の家系図を自分で作る方法|記法とツール
現在の皇室のような家系図も、基本の記法は自分や家族の家系図とまったく同じです。男性は□、女性は○で表し、親子は実線、婚姻は二重線で結びます。世代ごとに横に並べ、子を下の段に置くと、上の系図のようにすっきりまとまります。
ほかの有名人・名家の系図は有名人・名家の家系図まとめでテーマごとに紹介しています。家系図づくりの基礎は家系図の書き方完全ガイドで解説しています。
実際に手を動かすなら、作成ツールが便利です。本サイトの家系図エディタは、男性を□・女性を○で表し、親子を実線、婚姻を二重線で結ぶ作りになっています。人物を足すと線が自動でつながるため、上の皇室の系図のような図もすぐに組み立てられます。和紙テンプレートにも対応し、PDFや画像で書き出せます。登録は不要で、ブラウザですぐに始められます。
現在の皇室の家系図でつまずきやすい点
現在の皇室の家系図を実際に自分で作ってみると、いくつかの箇所でよく手が止まります。
- 続柄と継承順位を混同する — 「今上天皇から見た続柄(弟・おい・おじ)」と「皇位継承順位」は別の情報です。系図には続柄を線で表し、継承順位はその横に番号として書き添えると混同しません。
- お立場の呼称を年代の異なる資料でそのまま使う — 「上皇」「皇嗣」は近年の制度・出来事に伴う呼称です。古い資料の呼び方と混在させると、家系図を見返したときに不整合が生まれます。
- 女性皇族の結婚後の扱いを本流のまま描いてしまう — 結婚により皇室を離れた方を、そのまま本流の系図に残しておくと、現在のお立場と食い違います。枝分かれさせて描くか、注記を添えるのが安全です。
- 宮家と本流の関係をどこまで一枚に収めるか決めずに描き始める — 常陸宮・三笠宮・高円宮のような宮家まで含めると図が大きくなります。本流だけに絞るか、宮家も含めるかを先に決めておくと、途中で描き直さずに済みます。
これらは皇室の家系図に限らず、続柄と地位・順位が別々に動く系図全般で起こりがちなつまずきです。先に何を書き分けるかを決めておくと、あとから迷わず整理できます。
よくある質問
現在の皇室は誰で構成されていますか?
現在の皇位継承順位はどうなっていますか?
愛子内親王は家系図のどこにあたりますか?
現在の皇室の家系図はどう作ればいいですか?
AUTHOR
家系図マニア
祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。