イギリス王室の家系図|エリザベス2世から現在までを図解で解説

| 世代 | 中心人物 | 家系図での続柄 |
|---|---|---|
| 先代 | エリザベス2世 | 70年在位した女王 |
| 現在 | チャールズ3世 | エリザベス2世の長男 |
| 次代 | ウィリアム皇太子 | チャールズ3世の長男 |
| 次々代 | ジョージ王子 | ウィリアム皇太子の長男 |
この4世代の並びが、イギリス王室の家系図の背骨です。王位は基本的に長子の系統をまっすぐたどりますが、途中には離婚・再婚も挟まります。エリザベス2世から、その子・孫・ひ孫へとどう続いているのか、離婚や再婚をどう線で描くのか——順に図解します。
目次
イギリス王室の家系図とは|見どころと楽しみ方
イギリス王室の家系図は、王位を受け継いできた一族の血縁と婚姻のつながりを、記号と線で一枚に表したものです。現在の王家は「ウィンザー朝」と呼ばれます。系図で見ると、次のような「つながりの面白さ」が分かります。
| 見どころ | 何が分かるか |
|---|---|
| 親子・きょうだいのつながり | 王位が誰にどう受け継がれてきたか |
| 結婚・離婚・再婚 | 王族の婚姻関係と、家族の枝分かれ |
| 王位継承順位 | 今後、誰が国王・女王になる順番か |
家系図の記号(男性は□・女性は○)や線の意味を知っておくと、どの系図もぐっと読みやすくなります。基本は家系図の記号・線の意味で図解しています。ここからは、エリザベス2世から現在までの流れをたどります。
イギリス王室の家系図|エリザベス2世から現在まで

イギリス王室の家系図の中心にいるのが、長く在位したエリザベス2世(1926〜2022年)です。1952年に即位し、2022年に亡くなるまで70年にわたって在位した、イギリス史上もっとも在位期間の長い君主でした。
エリザベス2世は、夫のフィリップ殿下(エディンバラ公、1921〜2021年)との間に4人の子をもうけました。長男が現在の国王チャールズ3世です。
| 世代 | 主な人物 | 関係 |
|---|---|---|
| 祖父母の世代 | エリザベス2世・フィリップ殿下 | 先代の女王とその配偶者 |
| 親の世代 | チャールズ3世・カミラ王妃 | 現在の国王とその王妃 |
| 子の世代 | ウィリアム皇太子・キャサリン妃 | 次の国王とその配偶者 |
| 孫の世代 | ジョージ王子・シャーロット王女・ルイ王子 | 次々世代 |
エリザベス2世の4人の子は、長男チャールズ(1948年〜)、長女アン王女(1950年〜)、次男アンドルー王子(1960年〜)、三男エドワード王子(1964年〜)です。王位は長男のチャールズが継ぎ、2022年9月にチャールズ3世として即位しました。
チャールズ3世の家系図|離婚・再婚を線で読み解く
チャールズ3世の家系図は、離婚と再婚をどう描くかを学ぶのにちょうどよい例です。チャールズ国王は、最初の妃ダイアナさんと結婚後に離婚し、その後カミラさんと再婚しています。
- ダイアナさんと結婚(1981年) … 二人の間にウィリアムとヘンリー(ハリー)が生まれました
- ダイアナさんと離婚(1996年) … 婚姻関係を解消(ダイアナさんは1997年に事故で亡くなりました)
- カミラさんと再婚(2005年) … カミラさんは、チャールズ3世の即位にともない王妃となりました
家系図では、こうした離婚・再婚を線の種類で描き分けます。
| 関係 | 線種 | 描き方 |
|---|---|---|
| 婚姻(結婚している) | 二重線 | 二人を横に並べて二重線で結ぶ |
| 離婚(元配偶者) | 二重斜線 | 二重線に斜線を重ねる |
| 再婚相手 | 別の二重線 | 新しい相手を別の二重線で結ぶ |
チャールズ国王の場合、元妃ダイアナさんとは二重斜線(離婚)で結び、子であるウィリアム・ヘンリー兄弟へは実線でつなぎます。現在の妃カミラさんとは別の二重線(再婚)で結びます。こうして描くと、子どもが誰との間に生まれたのかを残したまま、再婚後の家族も一枚に整理できます。離婚・再婚の描き方は離婚した家族の家系図の書き方でも図解しています。
ウィリアム皇太子の家系図|次世代と王位継承順位
チャールズ3世の次に王位を継ぐのが、長男のウィリアム皇太子(1982年〜)です。2022年にチャールズ3世が即位したことにともない、ウィリアムは「プリンス・オブ・ウェールズ(皇太子)」となりました。
ウィリアム皇太子は、キャサリン妃(旧姓ミドルトン)と2011年に結婚し、3人の子をもうけています。
- ジョージ王子(2013年〜)
- シャーロット王女(2015年〜)
- ルイ王子(2018年〜)
弟のヘンリー王子(ハリー、1984年〜)は、2018年にメーガンさんと結婚し、アーチーくん(2019年〜)とリリベットちゃん(2021年〜)が生まれています。
家系図のもうひとつの見どころが、王位継承順位です。これは「今後、誰が国王・女王になるか」の順番で、基本的に長子から順にたどります。
| 順位 | 人物 | 続柄(チャールズ3世から見て) |
|---|---|---|
| 1位 | ウィリアム皇太子 | 長男 |
| 2位 | ジョージ王子 | 孫(ウィリアムの長男) |
| 3位 | シャーロット王女 | 孫(ウィリアムの長女) |
| 4位 | ルイ王子 | 孫(ウィリアムの次男) |
| 5位 | ヘンリー王子(ハリー) | 次男 |
継承順位は、まず長男ウィリアムの家系(子であるジョージ・シャーロット・ルイ)をたどり、その後で次男ヘンリーの家系へと移ります。家系図で親子の実線を上から順に追うと、この順番がそのまま見えてきます。なお、現在はきょうだいの順位に男女差はなく、生まれた順にたどります。
イギリス王室の家系図を自分の家系づくりに活かす|記法とツール
イギリス王室の家系図は、人物こそ多いものの、使われている記法は自分や家族の家系図とまったく同じです。男性は□、女性は○で表し、結婚は二重線、離婚は二重斜線、親子は実線で結びます。記法が分かれば、王室のような大きな一族でも、自分の家族でも、同じ要領で一枚に整理できます。
ほかの有名人・名家の系図は有名人・名家の家系図まとめでテーマごとに紹介しています。家系図づくりの基礎は家系図の書き方完全ガイドで解説しています。
実際に手を動かすなら、作成ツールが便利です。本サイトの家系図エディタは、結婚を二重線、離婚を二重斜線、親子を実線、養子を破線で描き分けられます。人物を足すと線が自動でつながるため、世代の多い家系でも整理できます。和紙テンプレートにも対応し、PDFや画像で書き出せます。登録は不要で、ブラウザですぐに始められます。
人物が多くても、実線・二重線・二重斜線という三つの線をひとつずつ当てはめれば、王位継承の流れも離婚・再婚の経緯も見失わずに整理できます。記法そのものは自分の家系図と共通なので、王室の系図で読み方を覚えておくと、複雑な親族関係を図にする際の練習にもなります。
よくある質問
イギリス王室の現在の国王は誰ですか?
チャールズ国王の離婚・再婚は家系図でどう書きますか?
次にイギリス国王になるのは誰ですか?
イギリス王室の家系図と日本の天皇家の家系図は何が違いますか?
AUTHOR
家系図マニア
祖父の連絡先を探して戸籍をたどった経験から、家系図を作りはじめました。家族のつながりも、歴史上の一族や物語の関係図も、自分の手でたどれる入口にしたいと考えて個人で運営しています。行政書士・司法書士などの資格は持たないため、法的な判断が必要な場合は専門家への相談をおすすめしています。